この記事では、毎週、宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」のおススメ舞台映像を紹介しています。

宝塚歌劇ファンの方・最近宝塚歌劇のことが好きになった、気になるという方向け。

今週【2020年8月10日(月)~8月16日(日)】の注目番組は!

礼真琴さん主演『かもめ』です。

2014年の公演で、歌・お芝居・ダンスの三拍子ともすでに完ぺきという礼真琴さん!作品自体はほぼ原作に忠実な脚本ながら、礼真琴さんの歌の場面、ラスト迫真のダンスシーンではまさに舞台にくぎ付け状態、それだけで観劇料以上の価値があります!!

そして、主要人物それぞれのソロナンバーもあり、星組ファン必見の作品となっています。

新型コロナウイルスのせいで劇場公演もままならない状態ですので、こんな時はステイホームというで、タカラヅカ・スカイ・ステージで宝塚作品を鑑賞なさってはいかがでしょうか?

スカステについて詳しくお知りになりたい方は、上記にてどこよりも詳しく視聴方法・視聴料などについて丁寧に解説しています。是非参考にしてください。

まこっつぁんの魅力をいくら語っても、宝塚に興味のない家族に無視され続けている寂しいかつっぺはこんな人。

簡単に自己紹介しますm(__)m。

・宝塚ファン歴30年のアラフィフおやじです(^^;
・最も青春した生徒さんは安寿ミラさん♪
・舞台鑑賞数が最も多いのは圧倒的歌唱力に魅せられた涼風真世さん♪
・今は礼真琴さん推し。
・学生時代には演出助手の試験を本気で受けたくらい宝塚が好きな人間です(^^;
宝塚歌劇団 演出助手 不採用までの記録

では、礼真琴さん主演『かもめ』の作品情報、ちょい感想をまとめています。1分で読めますので(笑)、最後までお付き合いください。

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かもめ(’14年星組・バウ・千秋楽)

【放送日時】8月15日(土)23:00~01:30

スカステ番組詳細

作品の概要は、スカステの番組詳細でどうぞ。

世界の演劇史上画期的と評される、ロシアの作家・劇作家チェーホフによる戯曲「かもめ」の、宝塚歌劇における初の上演。19世紀末、帝政末期のロシア、湖畔の田舎屋敷を舞台に、劇作家志望の青年と女優を目指す少女との恋愛を軸に、芸術家やそれを取り巻く人々の姿を通して芸術と人生の本質を追及する物語。脚本・演出は小柳奈穂子。’14年星組・宝塚バウホール・千秋楽。礼真琴、城妃美伶 他。19世紀末のロシア。伯父の領地で暮らす劇作家志望の青年トレープレフ(礼)は、新しい形式の演劇を求め創作に励んでいた。ある時、湖畔の庭園に仮設舞台を作ったトレープレフは、恋人のニーナ(城妃)を主人公とした芝居の上演を試みる…。

タカラヅカ・スカイ・ステージ

主な出演者

バウ・ミュージカル『かもめ』の主な出演者です。

トレープレフ

礼 真琴
ニーナ

城妃 美伶
シャムラーエフ

美城 れん
ソーリン

美稀 千種
アルカージナ

音花 ゆり
ドールン

鶴美 舞夕
ポリーナ

白妙 なつ
トリゴーリン

天寿 光希
マーシャ

音波 みのり
メドヴェジェンコ

瀬央 ゆりあ

(その他の出演者)

紫月 音寧・空乃 みゆ・飛河 蘭・真衣 ひなの・逢月 あかり・拓斗 れい・澪乃 桜季・湊 璃飛・夕渚 りょう・天希 ほまれ

星組 礼真琴主演『かもめ』ちょい感想

チェーホフの戯曲『かもめ』をほぼ原作通りミュージカル化した作品。

ほぼ原作通りということで賛否両論あったようですが、小柳奈穂子先生の演出作品ではベストではないかと思えるくらい気に入っています。

主な登場人物皆にソロまたはデュエットでの歌がある

正直、礼 真琴さんの場面って意外と少ないんですよね。

でも、星組精鋭メンバーが見事に役を捉え、宝塚らしくない(笑)締まった作品に仕上げています。

特に注目したいのが、上記で主な出演者として表記している生徒全員のそれぞれの場面、それにソロ(またはデュエット)歌唱も与えられているのです。

当時まだ若い瀬央ゆりあさんにも(と言っても礼さんと同期ですけどね)、また、天寿光希さん、音波みのりさんが歌う場面もあります。

なので、礼真琴さんファンだけでなく、星組ファンにはたまらない作品となっています。

トレープレフが撃ち落としたかもめ…死を選んだ理由は?でも泣ける

トレープレフが撃ち落としたかもめは、トレープレフとニーナの歩む道を象徴した存在。

トレープレフはまさに自ら命を絶ち、ニーナは結果的にトリゴーリンに弄ばれかもめのように不幸な目にあうものの、地方回りの女優として生きる道を選ぶ。

正反対の道を選ぶ二人。最後に昔のような関係に戻れていたら、トレープレフが自ら命を絶つことはなかったかもね。

でも、そもそもチェーホフの『かもめ』は、ただ恋をして恋に破れという作品ではないので、トレープレフが命を絶つ理由を掴むのはなかなか一見しただけでは難しいです。

初めてこの作品を見た時、理解できなかったのでやたら『かもめ』に関する文献を読み漁りましたが、当時はかえってわけわからなくなりました(^^;。

でも、最低限原作とネットで何個かチェーホフの『かもめ』の文献を読んでみるだけで、宝塚版の『かもめ』もただ見るより10倍は楽しめますよ。考えすぎるとぼーっとしてきますけど(^^;

ただ一つはっきり言えるのは、礼 真琴さんと城妃 美伶さんとの最後の場面、続く礼 真琴さんの最期のダンスがすばらしすぎて、トレープレフが死を選んだ理由などどうでもよくなって、ただトレープレフが死を選んでしまったこと、彼女から伝わってくる見えない何かに感動してただ自然と涙が出てくるということ

大げさではなく、この最後の場面だけでも100回以上は見ました。

一時期、毎日寝る前に必ず見ていたくらいです。

2回ほど通して見たら、あとはこの最後の場面だけで100回は泣ける作品です。

なので、まだご覧になっていらっしゃらない方は、絶対に録画予約をお忘れなく!

スカステ未加入の方は、この機会にぜひどうぞ(^^)

今回は感想短め…その理由は

今回は感想が少し短いです。

脚本自体、ほぼチェーホフの『かもめ』のままですし(^^;、

いや、実は…、

時間が限られている中で、見返して書かなければいけないんですが、

つい『ロックオペラ モーツァルト』を見始めてしまったのです💦

モーツァルトのまこっつぁんもすごい。感想はスカステ放送時にm(__)m。

星組 礼真琴主演『かもめ』 まとめ

まだご覧になられていない方は、この劇中歌に礼真琴さんのボーカルが乗っているところを想像してみてください。

ご覧になられたことがある方は、このピアノ演奏だけでもぐっときますよね。

まだスカステに加入されていないという方は、下記リンク(スカパー申込ページ)からどうぞ。

手順に沿って行けば30分後にはスカステの視聴ができるようになりますよ。