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かつっぺ
釣り好きが高じて、いつか水槽でメバルを飼ってみたい…。
そんな思いで一時期ガシラ(カサゴ)を飼育していました。

海水魚(ガシラ)を自宅で飼育することができるのかな?

ガシラを飼ううえで、どんなことに注意したらいいのかな?

そんな疑問に、飼育記録をもとにお答えします。

結論

海水魚(ガシラ)を自宅で飼育するのは十分可能ですし、意外と簡単です。
・ガシラ飼育の注意点は「海水濃度・水温・水質」です。

ガシラは他の海水魚より生命力が強く、何でも食べてくれるので、海水魚飼育の初心者でも比較的飼いやすい魚です。

とはいえ、ガシラ(生き物)を飼う責任感と愛情を持ってしっかり育ててあげてくださいね。

水槽内の変化に気づき、命の危険を感じたら、元気なうちにすぐに海へ返してあげてください。

では、ガシラ飼育記録とおススメ飼育セット(飼育道具)をさくっと紹介します。

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ガシラ飼育記録

ガシラの飼育は2013年10月10日にスタートしました。

実は、それ以前に釣ってかえったタケノコメバルとメバルも飼っていました。

が、タケノコメバルは水槽から脱出して昇天😢。

メバルは急激な水温上昇により昇天😢。

この2匹には今でも申し訳ない気持ちでいます。

同じ過ちを犯さないように、次に釣りから連れてかえったガシラ(カサゴ)は出来得る限り気を遣い、心を込めて飼育しました。

名前は「がしっぺ」!

ガシラ飼育にかかった費用

ブログ友だちから60cm水槽一式を譲っていただきましたm(__)m

したがって、かかった初期費用は次の通り。

  • 底砂(中目) 10kg …980円
  • エアーポンプ本体…680円
  • 水温計…238円
  • ゴミ取りネット…128円
  • ひかりクレスト カーニバル…698円

合計 2,724円(2013年当時の購入金額)。

ガシラ飼育で気をつけるべき3点と使って(購入して)よかった商品

海水魚飼育で大切なのは次の3点。

  • 海水濃度
  • 水温
  • 水質

どれ一つとして欠かしてはいけません。

細心の注意を払って飼育しましょう。

海水濃度対策

私の場合、海水濃度は比較的頻繁に新鮮な海水を汲んできていたので問題ありませんでした。

海水を汲んでこられない方は、人工海水と塩分濃度系(ハイドロメーター)は必須。

ガシラは強い魚なのでさほど神経質にならなくてもよいでしょうが、水道水に食塩を入れただけではさすがに生きられません。

海水と同じ濃度の水を作ってあげてください。

 

水温対策

水温は対策として使用したもの。

  • 夏場は、卓上扇風機と凍らせたペットボトルを水槽の上に設置。
  • 冬場は、ヒーター(ジェックス メタルヒートパック SH160 廃盤→後継商品 ジェックス セーフカバーナビパック SH160)

夏は25℃以上・冬は18℃以下にならないよう気をつけました。

夏は水槽クーラーが買えられるのならそれが一番良いのでしょうが費用が高い。

 

直射日光が当たらない場所ならば、クールファンか卓上扇風機で何とかしのげるかと。

 

冬のヒーターは温度設定ができるものなら何でもよいかと。

水質対策

水質は、アクア工房株式会社さんのヨウ素プロテインスキマー(私が使用していたものは廃盤)を購入。

 

水質浄化のためのバクテリアは必要ですが、病気の元となるような細菌は怖いので用心のため導入しました。

がしっぺを死なせず海へ返せた一番の功労者はこの殺菌ろ材のおかげではなかったかと思っています。

ガシラ飼育のエサ

魚ペット用のエサとして購入していたのは肉食魚用の「ひかりクレスト カーニバル」だけ。

 

でも、がしっぺの好物は釣ってきたアジやタチウオの切り身でした♪

まとめ ガシラ飼育は比較的容易

我が家のガシラ、がしっぺの飼育日数は646日でした!

2年目の真夏を前に、急激に水質が悪化。

海水の入れ替えをしたかったのですが、台風などの影響で海水を汲んでくることができなくなったため、海へ返す決断をしました。

約1年と8カ月の間、家族の一員として過ごした日々は今でもよい思い出となっています。

大学生、高校生となった子供たちもよく覚えてくれています。

ガシラは強い魚ですし、ぶっちゃけ魚の切り身なら何でも食べてくれ、よくなつくので初心者でも買い安い魚ではないでしょうか。

金魚や熱帯魚とは違った特別な家族の思い出作りに、ガシラを飼育してみませんか?

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