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かつっぺ
こんにちは。
2020年2月末に会社が倒産し失業者に。
8月に未経験の業種に転職・再就職したかつっぺです。

会社倒産後、初めて失業状態となり公共職業安定所(ハローワーク)へ失業手当(雇用保険)受給の手続きやら何やら分からないことだらけでした。

私の場合、幸い?数年前から前会社の経営が傾いていたため、厚生年金から国民年金へ、全国健康保険協会(協会けんぽ)から国民健康保険へ切り替え済みでした。

とはいえ、各種保険完備の会社に再就職するにあたり「年金や健康保険の切り替え手続きは?再就職手当はどうすればいい?」という問題が気になって仕方がありませんでした。

が、結論から言えば

・年金も保険も、会社が勝手に全部手続してくれた。
・再就職手当は書類提出後、10日後くらいに支給された。

ということで、気にしていた点はクリアできたようですが…さらにもう少し補足説明します。

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失業から再就職後の各種手続き

失業から再就職後の各種手続きについて、私の事例で説明します。

【かつっぺ】2020年2月末で失業、8月より再就職
年齢:49歳(2020年9月現在)
家族:妻と未成年の子二人
 
【再就職前の状況】
国民年金(自分と妻)…カード自動引き落とし
国民健康保険…銀行自動引き落とし
市民税県民税…納税通知書により支払い

まず、再就職が決まり、再就職先にマイナンバー通知カードのコピーと家族のマイナンバーを提出しました。

これで年金と健康保険は会社が全て手続きをしてくれました。

国民年金から厚生年金へ

個人での国民年金から厚生年金への切り替え手続きは不要でした。

ただ、私かつっぺの8月分の引き落としはストップされていましたが、妻の分は引き落としされていました。

が、後日、日本年金機構から書面が2通届きました。

・国民年金第3号被保険者資格該当通知書
・国民年金保険料過誤納額還付・充当通知書

これで一安心です。

「国民年金保険料過誤納額還付・充当通知書」には、引き落としされた金額の振込先指定の返送用紙も同封されていました。

国民健康保険から全国健康保険協会(協会けんぽ)へ

国民健康保険から協会けんぽへの個人でも切り替えも不要でした。

ただし、市役所・区役所にて国民健康保険から協会けんぽへの変更報告と国民健康保険証返納の手続きが必要です。

この報告手続きを行わないと、自動引き落としが続いてしまいます。

報告手続きを行えば、協会けんぽと保険料納付が重なった月の保険料は返金してもらえます。

国民健康保険の保険料が家計を苦しめる一要因になっていたので、協会けんぽへの再加入は本当にありがたい😊

市民税県民税

会社勤めの場合、住民税はたいてい給与から天引きされているかと思います。

が、私の場合2月末で会社が倒産してしまいましたので、新年度の納税月までの期間3月~5月までは自分で納付書による納税を行いました。

新年度の納税は、市から「税額決定・納税通知書」が送られてきたので、即一括で支払いました。

来年度からは給与から天引きされることになります。

就職の届け出と再就職手当

再就職が決まったら行わなければならない手順は2つ。

1.「就職の届け出」
2.「再就職手当の申請手続き」

就職の届け出

まず、「就職の届け出」をするために、就職開始の前日にハローワークに行なければいけません。

1.ハローワークに下記の3点を持参し「就職の届け出」をする
・雇用保険受給資格者証
・失業認定申告書
・採用証明書

「採用証明書」は、「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」に添付されていますので、会社に提出し必要事項を記入してもらう必要があります。

私が通っていたハローワークでは、会社や日程の都合で「採用証明書」が就職開始前日に間に合わない場合、「就職の届け出」は「採用証明書」をもらってからでもよいと言われました。

再就職手当の申請

次に、ハローワークで必ず再就職手当の申請を行ってください。

2.ハローワークに下記の3点を持参し「再就職手当の申請手続き」をする
・再就職手当支給申請書
・雇用保険受給資格者証
・その他、ハローワーク等の求める書類

申請期限は、就職日の翌日から1か月以内です。

再就職手当とは

基本手当の所定給付日数の3分の1以上を残して、安定した職業に就き、支給要件をすべて満たした場合に、再就職手当の支給を受けることができます。
支給額は、所定給付日数の3分の1以上を残して就職した場合は、支給残日数の60%、所定給付日数の3分の2以上を残して就職した場合は、支給残日数の70%に、基本手当日額を掛けて得た金額になります。
-「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」より-

まとまった額がもらえるので大変助かります。

「再就職手当支給申請書」も、「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」に添付されていますので、会社に提出し必要事項を記入してもらう必要があります。

就業促進定着手当

無事、再就職できたとしても多くの方は給与面で前職より下がってしまうことでしょう。

私も手取りで約10万程下がってしまいました(早期に役職に就けたら手当をもう少しつけてくれるとのことですが)。

そこで、少しでも前職と再就職先との給与面の差額のフォローをしてくれるのが「就業促進定着手当」

就業促進定着手当とは

早期に再就職をして再就職手当の支給を受けた人で、再就職先に6か月以上雇用され、再就職先での6か月間の賃金が、離職前の賃金よりも低い場合に、基本手当の支給残日数の40%を上限として、低下した賃金の6か月分を支給するものです。
※再就職手当の給付率が70%の場合は、30%。
-「再就職手当を受給した皆さんへ」案内より-

申請期限は、就職日から6か月経過した日の翌日から2か月以内です。

私はまだ再就職してから1か月半くらいなので、申請までまだかなり日がありますが、必ず申請します!

再就職後の各種手続き まとめ

再就職後の不安が少しでも取り除けたでしょうか?

・会社にマイナンバーカード(マイナンバーカード通知書)のコピーを提出
(私の再就職先会社では、家族は番号を知らせるだけでもよいと言われました。)
 
✅国民年金→厚生年金…会社が行ってくれる
✅国民健康保険→協会けんぽ等…会社が行ってくれる
✅市民税・県民税…納税通知書に従い自分で納付
✅再就職手当…ハローワークへ「就職の届け出」+「再就職手当」の申請。
✅就業促進定着手当…再就職した日から6か月後に行う

私自身、分からないことが多く不安な日々を過ごしたので、この記事で少しでも安心していただけたら幸いです。


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