夢咲ねねさん以降、この人!という好きな娘役さんがいないかつっぺです。
私かつっぺは👇演出助手の試験を本気で受けたくらい宝塚が好きな人間です。
宝塚歌劇ファンの方・最近宝塚歌劇のことが好きになった、気になるという方向け。
今週【2020年5月25日(月)~5月31日(日)】の注目番組は!
龍真咲さん主演『1789バスティーユの恋人たち』です!
スカステについて知りたいなという方は👇コチラから。
どこよりも詳しく丁寧に説明しています。
『1789 -バスティーユの恋人たち-(’15年月組・宝塚)』
『1789 -バスティーユの恋人たち-』作品紹介と感想
『1789 -バスティーユの恋人たち-』は直近5年間で最もリピート視聴が多い作品です。
1本もの作品って長いのでリピート率は低いんですが、この作品は20回以上は見ているかと。
まずは、スカステの番組紹介であらすじをご確認ください。
スカステ番組詳細
2012年にパリで初演され、絶賛を博し、以降、フランス語圏で度々上演されてきたフレンチ・ロック・ミュージカルを宝塚バージョンとして日本初演。革命勃発のパリに生きた若者たちの、激しく熱い愛と理想に満ちた青春を描く。尚、ロナンと愛し合うオランプ役とロナンの妹ソレーヌ役が役替わりにて演じられた。潤色・演出は小池修一郎。’15年月組・宝塚大劇場。龍真咲、愛希れいか 他。1789年初頭、官憲に理不尽に父親を銃殺されたロナン(龍)は父の仇を討つことを誓いパリに出てデムーラン(凪七瑠海)、ロベスピエール(珠城りょう)といった若き革命家と出合い、新しい時代の到来に希望を託して行く。一方ヴェルサイユ宮殿では王妃マリー・アントワネット(愛希)や王弟のアルトワ伯爵(美弥るりか)達が、華美な生活を続けていた。その上アントワネットはスウェーデンの将校フェルゼン(暁千星)との許されぬ恋に身を焦がしており、彼と密会する為に極秘でパレ・ロワイヤルを訪れる。二人の密会現場に偶然居合わせたロナンは、そこでアントワネットに随行していたオランプ(早乙女わかば)と運命的な出会いを果たす…。
引用元: タカラヅカ・スカイ・ステージ
ひとこと感想
『ベルサイユのばら』で平民側が詳しく描かれていましたが、貴族やら王族やらの話は宝塚ではちょっと食傷気味なところがあり、平民が主人公の『1789』はより感情移入できる作品でした。
でも、ネット上の感想はいまいち高評価とは言えないものチラホラ。
お父さんが殺されパリへ向かう下りからアントワネットとフェルゼンの密会場面あたりまでは確かに緩い。曲のテンポがソレーヌやアントワネットの歌などスローなものが続くためどうしてもだるく感じてしまうかもしれません。
が、じっくり歌唱を楽しんでいただきたいかなと。
龍真咲さんのロナンは貧しい農民といえど宝塚版の主役。
とはいえ、パリに出る場面から1幕ラストの「声なき言葉」に至るまでの成長を見事に演じています。
早乙女わかばさんのオランプは宝塚版では主役扱いでないしトップ娘役でもないから仕方がない(残念だけど)。
二人の出会いもアントワネットとフェルゼン同様運命の出会いだし、オランプをもっと推してほしかったのは同感。でも、二人の想いは十分すぎるほどしっかり書かれているし伝わってくる。二人とも信念をもって生きている人物なのでそもそも恋に溺れることはない。
それにわかばさんのいじらしさはかわいすぎて守ってあげたくなる。
龍さんと愛希れいかさんコンビはフィナーレまでのお楽しみ。
むしろ、この作品でアントワネットは愛希さんにしかできないので割り切りましょう。
ロナンの直接の仇でもあるラザール・ペイロールですね。濃い役をさせたら右に出るものがいない星条海斗さん。男性ではありません!
フェルゼンはフェルゼン。三拍子そろった期待の暁千星さんなんだから非難はスルー。
👉『Arkadia -アルカディア-』感想と作品紹介
妖しすぎるの間違いでは?お褒めくださりありがとうございます。
この観客をぞくっとさせるほど妖しく魅力的に演じられるのは美弥るりかさん以外にはいません。
👉【宝塚歌劇】美弥るりかは凡作『瑠璃色の刻』を秀作に変える錬金術師
今回は問答形式で気になる点を書かせていただきました。
『ロミオ&ジュリエット』ほどの衝撃はないものの、主題歌を含め楽曲のメロディーが叙情的で耳になじみやすいものから大人数の迫力ある楽曲まで良曲揃いです!
長く見続けられる、聞き続けられる作品ですのでしっかり録画してくださいね。
前回も紹介していた帝国劇場版YouTube動画を。
オランプを神田沙也加さんと夢咲ねねさんが、
マリー・アントワネットを凰稀かなめさん、龍真咲さんが演じられていました。
が、スカパー!を視聴したことがない方はさらに無料で見るお得な方法がありますので、下記記事を参考にしてください。
【超裏技】無料で見るタカラヅカ・スカイ・ステージ【だれでも使える】
『1789 -バスティーユの恋人たち-』と同じフレンチミュージカル
『1789 -バスティーユの恋人たち-』の前に上演された『ロミオ&ジュリエット』の成功で、宝塚でもフレンチミュージカルがいくつか上演されました。
主な作品を簡単に振り返ってみます。
『ロミオとジュリエット』
宝塚での初演は2011年梅田芸術劇場での柚希礼音さん主演の星組公演。
その後、雪組・月組、星組でも再演。そして2020年礼真琴さん主演で再度星組で上演予定。
作詞家・作曲家、演出家であるジェラール・プレスギュルヴィック氏による大作。
梅田芸術劇場の3階席で涙しましたよ。
『太陽王 ~ル・ロワ・ソレイユ~』
2014年、星組・柚希礼音さん主演で東急シアターオーブにて上演。
『1789 -バスティーユの恋人たち-』と同じドーヴ・アチア氏の作品ですが、演出のせいか全く感動しなかったんですが(^^;。
記憶に残っているのは美しい壱城あずさ様くらいです。
『ドン・ジュアン』
2016年、雪組・望海風斗さん主演でシアタードラマシティ等で上演。
ハイテンポすぎるというか曲が長すぎるというか…望海さんが悪人すぎて途中離脱したままです、アレッ(^^;
『アーサー王伝説』
2016年、月組・珠城りょうさんのトップお披露目公演。
『1789 -バスティーユの恋人たち-』と同じくドーヴ・アチア氏の脚本・作詞・作曲
録画したまま見てません(^^;
『ロックオペラ モーツァルト』
2019年、星組・礼真琴さん舞空瞳さんのトップお披露目公演・梅田芸術劇場など。この作品もドーヴ・アチア氏。
1幕最後の礼さんの絶唱は震えが止まりません!
まとめ
『1789 -バスティーユの恋人たち-』は主題が明確なのでとても分かりやすく誰もが楽しめる大作です。
歌えるメンバーがそろっているので安心して見られますし、個々の魅力も十分楽しめる配役となっているのではないでしょうか。
次はいつ放送されるか分からないので、この機会にぜひご視聴くださいね。
個人的には、ロミジュリもいいけどこの作品も是非礼真琴さんで再演してもらいたいなぁなんて思っております。
ディナーショーで歌われています。
⇒【宝塚歌劇】礼真琴『MOMENT』 ディナショーまで見られるスカステ
最後までお読みくださりありがとうございました。
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