年のせいか、過去の作品ばかり見返してしまうかつっぺです。
この記事(カテゴリ)では、毎週、宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」のおススメ舞台映像を紹介しています。
宝塚歌劇ファンの方・最近宝塚歌劇のことが好きになった、気になるという方向け。
今月と来月(2021年7月と8月)、タカラヅカ・スカイス・テージにて、大阪の梅田芸術劇場で上演された柚希礼音さん主演・星組公演『ロミオとジュリエット』が放送されます(番組詳細→コチラ)。
本好演が、ジェラール・プレスギュルヴィック氏がミュージカル化した『ロミオとジュリエット』の宝塚歌劇団、いや、日本最初の上演でありました。
私は幸運にもその初演を観劇することができました。
この記事は、当時の私のブログ(「かつっぺの部屋)」コメントを引用し、勝手に当時を懐かしむ内容となっております(^^;。
「何様だよ」という辛口コメントもありますがどうかご容赦くださいませ。
・宝塚ファン歴30年のアラフィフおやじです(^^;
・最も青春した生徒さんは安寿ミラさん♪
・舞台鑑賞数が最も多いのは圧倒的歌唱力に魅せられた涼風真世さん♪
・今は礼真琴さん推し。
・学生時代には演出助手の試験を本気で受けたくらい宝塚が好きな人間です(^^;
⇒宝塚歌劇団 演出助手 不採用までの記録
もくじ
宝塚歌劇団 初演 星組公演『ロミオとジュリエット』観劇記録
ポスターのビジュアルからして革新的な美しさ。
早く観たくて観たくて仕方がなかった日々を思い出します。
同じような気持ちでいらしたちえさん(柚希礼音さん)ファンの方はたくさんいらっしゃったことでしょう。
当時の率直な感想
感動しました。ラストは分かっていても泣けました!
さすがは小池先生。見事に美しい“タカラヅカのロミオとジュリエット”に仕上げていました。振付も装置もタカラヅカらしく、盆を多用した舞台転換も見事。バルコニーのセットもオーソドックスながら照明も美しく主役の二人が見事に映えていました。
かつっぺの部屋
なんと月並みな感想(爆)。
個人的にハイライトは“仮面舞踏会”の場面でロミオとジュリエットが出会い、「天使の歌が聞こえる」を歌い上げる場面。鳥肌が立つような心に残る場面となりました。
かつっぺの部屋
これは皆さん同意してくださるのではないでしょうか。
一瞬劇場内の時間が止まったかのような感覚、忘れられません。
舞踏会群舞から二人だけになり歌い踊る…その美しさ、ひたむきな恋、いや、すでにもう愛に昇華されてしまっているでしょうか。
座席で身震いしたのは久しぶり(涼風真世さんのオスカル登場以来かしら・笑)。
生徒さんの印象
スター制ゆえに懸念だった歌唱(ティボルト凰稀さんやベンヴォーリオ涼さんなどは声量がないため)ですが、特に凰稀さんはかなり努力されたのではないでしょうかね。十分及第点はあげられると思いました。
かつっぺの部屋
出た、「何様だよ」コメ<(_ _)>。
「声量がない」って…確かに声量は弱かったかもですが。
ティボルトの凰稀かなめさんは学年が上がっても女性らしい声という印象が強く、ティボルトのような役は苦労されたのではないでしょうかね。
でも、容姿は圧倒的にティボルトでした!
ベンヴォーリオ涼紫央さんは感情をこめて丁寧に歌われる方でしたので、役どころとしてはぴったりでしたね。
ラスト前のソロは是非スカステで録画して何度も聴いてほしいです。
それよりなにより、脇のスターどころが少々弱くても、ロミオ柚希さんの圧倒的な魅力は何と形容したらいいでしょう。三拍子揃った、いや三拍子卓越したスターに成長しましたね。
かつっぺの部屋
まず、「脇のスターどころが少々弱くても」って星組ファン失格です(>_<)。
柚希さんトップ時代を支える星組主力スター陣総出演してますやんか。
天寿光希さん、壱城あずささん、如月蓮さん、十碧れいやさん、麻央侑希さんなど。
一樹千尋さん、英真なおきさんといったがっつり元星組の専科さんも迎え、振り返ってみるとなんと重厚な布陣で臨んでいた作品であることか。
ジュリエット夢咲さんも可憐で一途な少女を好演。若さを意識してか歌唱面で若干不安定さを感じはしましたが、かわいかったから許しちゃう(笑)。
かつっぺの部屋
夢咲ねねさんのかわいらしさといったら(⋈◍>◡<◍)。✧♡。
舞踏会の場面でのすらりと伸びる美脚が際立つ衣装はまさにねねさんのためのものでしたよね。
そりゃラストで泣かされますわ。
そして、個人的に一番注目していたのがマーキューシオ紅ゆずるさん。手足が長く、容姿に恵まれた人ですが、期待通り歌えるのか、踊れるのか…う~ん、まだまだ歌は頑張らないと!微妙に芸名が地味ですが(笑)、課題を乗り越えていけばまた大きな役ももらえると思うので。
かつっぺの部屋
これでもかというくらい失礼なこと書いていますねm(__)m。
マーキューシオの演技も大きすぎる気がしないでもなかったですが、そういうキャラでしたから、逆にうまくはまっていたと言えますね。
その後、紅さんはちゃんと立派な星組のトップになってくれましたし、他のスターさんにはない個性の持ち主で、私は応援していましたよ♪
それに、近年のスターさんであのカールを演じられるのは紅さんしかいなかったでしょ。
予想が当たった
さて、この作品ですが、間違いなく他の組でも上演されることになるでしょう。ロミオに一番近いのは雪組音月さんではないかと思いますが…どうなるでしょうね。願わくは大劇場で上演して欲しいなぁ。雰囲気がね、梅田よりやっぱり宝塚ですよ♪
かつっぺの部屋
これ見事に予想的中でした(^^;。
翌年、2011年に音月桂さん率いる雪組で上演されました。
まとめ スカステで初演『ロミジュリ』を見るべし
今年(2021年)、星組・礼真琴さん主演で『ロミオとジュリエット』が再演されました。
初演時に「愛」役で美しく踊っていた礼さんがトップとして待望のロミオ役!
いずれスカイ・ステージでも放送されることと思います。
待ちきれない方は買うしかないですが(^^;。
柚希礼音さん主演・初演の放送も今回だけでなく、また時を置いて放送されるはず。
なので、宝塚ファンの方は常にタカラヅカ・スカイ・ステージの番組表をチェックしておきましょうね。
観たい作品、録画したい作品を効率よく(安く)見る方法も案内しています。
是非参考にしてくださいね。
Amazonや楽天のオンデマンドは録画ができません。
『ロミオとジュリエット』が大好きな方には、録画可能で何度も楽しめるタカラヅカ・スカイ・ステージが一押しです!