この記事では、毎週、宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」のおススメ舞台映像を紹介しています。

宝塚歌劇ファンの方・最近宝塚歌劇のことが好きになった、気になるという方向け。

今週【2020年6月29日(月)~7月5日(日)】の注目番組 2作品目!

杜けあきさん主演ショー『スイート・タイフーン』です!

安定感抜群の歌唱力と演技力でまさにトップスターという貫禄と誰に対しても優しい人柄で大人気だった杜けあきさん率いる雪組のショーです。

この機会に、是非タカラヅカ・スカイ・ステージでご覧ください。

スカステについて詳しくお知りになりたい方は、上記にてどこよりも詳しく視聴方法・視聴料などについて丁寧に解説しています。是非参考にしてください。

簡単に自己紹介しますm(__)m。

・宝塚ファン歴30年のアラフィフおやじです(^^;
・最も青春した生徒さんは安寿ミラさん♪
・舞台鑑賞数が最も多いのは圧倒的歌唱力に魅せられた涼風真世さん♪
・今は礼真琴さん推し。
・学生時代には演出助手の試験を本気で受けたくらい宝塚が好きな人間です(^^;
宝塚歌劇団 演出助手 不採用までの記録

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スイート・タイフーン(’91年雪組・宝塚)

【放送日時】7月3日 02:00(深夜2時)~03:00 / 7月26日 16:00~17時

スカステ番組詳細

作品の概要は、スカステの番組詳細でどうぞ。

「風」をテーマに希望や喜びを謳うショー。’91年雪組。宝塚大劇場。作・演出は三木章雄。杜けあき、鮎ゆうき、一路真輝 他。タイフーンの歌手(一路・純名里沙)が、愛を世界に伝えると、風の青年(杜)が登場してプロローグが始まり、若者たちの熱い心は風を呼び、舞台は金色の帆をはらんだ帆船となる。少女(鮎)が夢の中でおもちゃの人形達と歌い踊る「バラの夢」。少女たちが廃墟で鈴を拾うと、鈴の音でシルクロードの古代のプリンス(杜)が甦り、少女たちを城の中へさらって行く。古代の美女に生まれ変わった少女(五峰亜季)とプリンスの愛の踊りが繰り広げられる「鈴伝説」。プレイボーイ(杜)や紳士(一路)が着飾ってノスタルジックな旅に出る「80日間世界一周」。渡り鳥たちが激しい嵐に遭いながらも、楽園に向かって飛翔する様を描いた「東風」。かわいい小鳥たちが踊るロケットからフィナーレとなり、二羽の鳳凰(杜・鮎)が歌い踊り、白鳥が飛び立ってゆくようなパレードとなる。

タカラヅカ・スカイ・ステージ

主な出演者

『スイート・タイフーン』の主な出演者です。

風の青年S、鳳凰 など

杜 けあき
バラの精、バードの男 など 

一路 真輝
風の娘、鳳凰 など

鮎 ゆうき
風の青年、王子、貴族の男 など

海峡 ひろき
風の青年、極楽鳥 など

高嶺 ふぶき
風の青年、極楽鳥 など

轟 悠
ラブバード など

和央 ようか
ラブバード など

五条 まい
歌手、カゲソロ など

純名 里沙
※東京公演から出演

香寿 たつき

その他 宝塚歌劇団雪組

『スイート・タイフーン』ちょい感想

公式の動画以外をUPするのは著作権違反。舞台写真もしかり。なので、少しでも画像をということで、過去作などは仕方なく商品リンクを貼らせてもらっていますm(__)m。

杜けあきさんが初めての人!?

私が初めて宝塚を知ったのは、大学2年の時。県立西宮高校で宿直のバイトをしていて、たまたまTVで見た宝塚花の指定席『 黄昏色のハーフムーン』でした。

そう、杜けあきさん・鮎ゆうきさん主演作です。

初めての人って、やっぱり忘れられないでしょ💛

で、さんに夢中になったのかというと実は違うんですm(__)m。

『黄昏色のハーフムーン』でも活躍されていた五条まいさんという娘役さんが可愛くてファンになっちゃたんです(^^;。ダンスが得意な娘役さんでしたね。いつの間にか退団されちゃてて凹みましたけど。

なので、初めの頃は雪組が大好きだったんですよね。

初観劇も雪組!本作品公演でした!

なんと宝塚大劇場での初観劇公演も雪組。

『花幻抄』『恋さわぎ』『スイート・タイフーン』3本立て公演。

心優しい先輩が貸切公演のチケットを譲ってくれたのです。2階のS席3列目ほぼ中央の座席が当たりました♪全体がよく見渡せる良席です。

さん、一路さんの歌声は衝撃でした。特に、一路さんの「花夢幻」はTVでは味わえない響きで、繰り返しちゃいますが本当に衝撃でした!

あっという間に終わった『スイート・タイフーン』

初観劇公演でしたからね。ショーに関しては、あっという間に終わった、終わってしまったという記憶しか残っていません(^^;

三木先生は総じてテンポの速い先生ですしね。

オープニングはほぼ杜けあきショー

一路真輝さんと純名里沙さんの「ア~アアア~アアア~」だけの歌からスタート(笑)。ある意味、これだけで聴かせるってすごいですよね。

純名さんは、のちに花組に組替えで真矢みきさんの相手役になるわけですが、一路さんとの『微笑みの国』のチケットが取れなくて実況CDを買っちゃったくらい歌声が好きだったんですよね。ちなみに、『微笑みの国』は和央ようかさん、渚あきさんも出演でいまだに時々聴いています♪

さて、二人のアア~が終わってからは、ほぼ杜けあきさんのワンマンショー!7分半ほどずっと歌っています。で、全然退屈しない。退屈しないどころか、やっぱり声がいいんで聞き惚れちゃうわけですよ。なんならこのままずっとさんの歌だけで終わってくれても構いませんっていうくらい。

余裕たっぷり、情感のこもった温かで優しい声。今でも誇れるトップスターさんですよね。

「バラの夢」は一路さんショー

オープニングに続く第四場~第六場「バラの夢」は一路さんを中心とした場面。

鮎ゆうきさんがお人形さんのような女の子でかわいらしい。

この場面はビートルズメドレーでして、ここだけは私ちょっと苦手。

私は基本洋楽しか聴かないんですが(最近やっといろいろ聴くようになりました)、ビートルズだけは苦手。ブリティッシュメインで聴くのに、ばりばりイギリスのビートルズを聴かないという変わり者なんです(^^;。

とはいえ、一路さんが小気味よく歌っているので聴かないわけにはいきません(^^;。

ちなみに、Amazon Music Unlimitedの無料体験でビートルズのほぼ全アルバムを聴くことができます。せっかくなので、私もBGMに聴いていま…..せん(^^;

ちなみに、「バラの夢」で使用されていたビートルズの曲はこちら。

  • And I love her
  • I Want To Hold Your Hand
  • Ticket to ride
  • Yesterday
  • Can’t Buy Me Love
  • All My Loving
  • Day tripper
  • Ob-la-di, ob-la-da
  • Penny lane
  • Please Please Me
  • Hey Jude

原曲を聴いたみたいなという方はAmazon Music Unlimited 30日間無料体験でどうぞ♪

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初観劇で印象に残ったシーンは、第7場~第9場の鈴伝説

続く「鈴伝説」はさんを中心とした場面。

「バラの夢」のからっと明るい場面から一転して、怪しげな雰囲気の場面。

さんの歌もよいし、羽山先生のらしい振付もかっこいい。ぶっちゃけストーリーはピンとこないんですけどね。

ダンサー五峰亜季さん、シンガー高嶺ふぶきさんをたっぷり鑑賞できますよ。

第10場~第13場「80日間世界一周」杜さんがかっこよすぎて目が星になる

第11場~第12場でHoagy CarmichaelのStardustに乗せて歌い踊るさんのかっこよさはなんなんですかね!さん、一路さんも加わって大人の場面へ。

ジャズの場面は名倉加代子先生の振付。この時代は振付もスタンダードなものが多いですが、宝塚らしさが感じられていいわぁ。

劇団四季の記事を書いていて知ったのですが、今は振付家として活躍されている劇団四季のスターダンサーだった加藤啓二さんも名倉先生に師事したそうですよ(⇒コチラ)。

南国でハードに踊って、美しい東風の場面へ

第13場は、一転トロピカルな南国の場面。

トランペットで有名なDizzy GillespieのMantecaのラテンなリズムで激しく踊り、第15場の美しい東風の場面へ。

場をつなぐ第14場の「楽園」では、純名里沙さんと秋野さとみさん(東京では毬丘智美さん)の歌をバックに、和央ようかさんと五条まいさんがラブバードとして軽やかに舞います。

そして、このショーのクライマックスといってよい第15場「東風」。服部克久さん作曲の曲に合わせての群舞。もうさんが鳥にしか見えません。

振付は朱里みさを先生。

ちょっとビビってフィナーレへ

原曲もかっこよくてしびれます。

極楽鳥の歌手として赤い衣装に身を包んで、Robert PlantのWatcing Youをばりかっこよく一路さんが歌うのですが、ここでビビってしまわないように心構えしておいてくださいね。

一路さんを挟む形で極楽鳥・高嶺ふぶきさんと轟悠さんがダルマ姿で登場するのですよ。

高嶺さんは女役も見慣れているし、美しいからいいですよ。一方、さんは…以下自粛(苦笑)。

そして第19場。劇場の空間一杯に広がる純名さんのカゲソロとともに杜さん登場からのさんのデュエットダンスへ。?ダンスの絡みは少なく(あら残念)、そのままさん銀橋ソロで大階段フィナーレへ。

第19場で使われた曲はイスラエルの歌手・Yardena Araziという人のBen Hasheich(Son Of The Sheik)という曲らしいのですが、Son Of The Sheikといえばルドルフ・ヴァレンチノ最後の作品邦題『熱砂の舞』と同じタイトル。三木先生は杜ヴァレンチノつながりで使われたのでしょうね。

雪組 『スイート・タイフーン』 まとめ

宝塚スカイステージを無料で見る

ショー『スイート・タイフーン』は、1991年三木章雄 作・演出で杜けあきさん率いる雪組にて上演されたショーでした。一路さんの存在感もさすがですが、やっぱりそれ以上にさんのトップスターとしてのオーラ、貫禄がすごい!トップはこうじゃなくっちゃと今見ても思いますね。

私にとっても思い出深い作品ですが、オールドファンの方はもちろん、この時代の宝塚のことを知らないファンの方にも是非見てもらいたいショーの一つです。

バラエティーショーの部類なので、場面場面のスターさんや音楽、振付をあまり深く考えず楽しまれるとよいかと思います。

今は専科で宝塚をひっぱる轟悠さんは4番手ポジション。

この年、研3になる和央ようかさんや東京から加わる研5香寿たつきさん達もすでに活躍しているという、今思えばすごいですね。

今回はここまでです。

さんや高嶺さん・和央さんが参加されている『麗人』や一路さんのアルバム、純名りさ(現在ひらがな)のアルバムをAmazon Music Unlimitedの無料体験で聴くことができます!

無料期間内に解約すれば費用は一切かかりませんので、この機会にぜひ聴いてみてください。

宝塚つながりや劇団四季の作品など、いくら聴いても聴き終われないくらいたっぷり楽しめますので、大満足間違いなしですよ♪

こちらの記事もご参照ください。

ユキさん、芸能生活お疲れさまでした。病気を治して、新たな人生のスタート、応援しています!