かつっぺ
かつっぺ
みなさん、こんにちは。
宝塚歌劇ファン歴30年のかつっぺです。
先週は娘に2013年花組『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』を見せました♪

 

私かつっぺは👇演出助手の試験を本気で受けたくらい宝塚が好きな人間です。

 

 

 

 

この記事は、毎週、宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」のおススメ舞台映像ベスト3を紹介するコーナーです。
宝塚歌劇ファンの方・最近宝塚歌劇のことが好きになった、気になるという方向け。

 

今週[2020年4月27日(月)~5月3日(日)]の注目番組ベスト3は!

 

スカステについて知りたいなという方は👇コチラから。
どこよりも詳しく丁寧に説明しています。

 

宝塚ファンは花の道にある「宝塚アン」さんでグッズ調達♪

宝塚アンYahoo!店は⇒コチラ大劇場に通っていた頃は、昔のパンフレットや譜面を買っていました♪
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第1位 『Senhor CRUZEIRO!-南十字に愛された男-(’18年花組・バウ・千秋楽)』

花組

放送日時

5月1日(金)0:00~02:15

『Senhor CRUZEIRO!-南十字に愛された男-』感想と作品紹介

水美舞斗さんの研10にしてやっとの初主演作。
同期の柚香光さん初主演が研6ですのであまりにも遅い。
でも、本作でセンターに立つ姿は美しかったです♪

 

第1幕のお芝居の内容はどうでもいい青春ものですが、水美さんと若手メンバーの熱演は暑苦しさよりむしろ爽やかさを感じました。

 

特に目を引いたのはメイク映えするかっこよさの飛龍つかささん。
歌もダンスも若手メンでは頭一つ抜けてましたね。
そして、今年バウ初主演の(はずの)聖乃あすかさんも歌はまだか弱いものの将来性を感じさせる立ち姿。
この二人の今後にますます注目したいと思わされました。

 

第2幕は水美さんのダンスがさらに炸裂。
宝塚でもよくそのポジションが生徒を育てるといいますが、センターで若手を率いることで一気にスターとしての魅力が開花するってことがよくあるものです。この公演の水美さんはまさにそれ。
持ち前のダンス力を前面に出して、彼女の中からその可能性を引き出した稲葉先生は素晴らしい仕事をされたのではないでしょうか。

 

私自身、じっくり水美さんを見たのはこの作品が初めてでしたが、キレのあるダンスはもちろん、指先まで美しい所作と男役10年の立ち姿の美しさに目を釘付けにされました。
特に、森陽子さんのカポエイラ振付場面の指先を見てくださいね。超綺麗です!

 

今後は瀬戸さんとともに柚香さんを支えるポジションになるのでしょうが、さらに日の当たるポジションに着くまで頑張ってほしいですね。

 

 

ポルトガル語で南十字星を指す“ CRUZEIRO”(クルゼイロ)をテーマに、ストーリー仕立てのショーとの二部構成。作・演出は稲葉太地。’18年花組・宝塚バウホール・千秋楽。水美舞斗 他。第1幕、星と同じ“クルゼイロ”という名を持つ男。彼は南十字星を愛し、そして南十字星に愛されていると信じていた。ブラジルの人々を魅了してやまないアーティストグループ、セニョールクルゼイロ。夢を追い、一躍スターダムに駆け上がった彼らの音楽、ダンスに多くの若者たちが熱狂し、酔いしれている。中でもリーダーのクルゼイロ(水美)は絶大な人気を誇っていたが、そのプライベートはスキャンダルにまみれ、ステージ上で勝手なパフォーマンスを繰り返すクルゼイロとメンバーの間にはいつしか深い溝が出来ていた…。第2幕は、南十字星の輝く熱帯夜をテーマにした熱いラテングルーヴ。
引用元: タカラヅカ・スカイ・ステージ

第2位 『パッショネイト宝塚!(’14年星組・東京・千秋楽)』

放送日時

4月29日(水)15:45~17:00

『パッショネイト宝塚!(’14年星組・東京・千秋楽)』感想と作品紹介

この作品も作・演出は稲葉太地先生
稲葉先生の成長スピードは凄いなと感じさせられた作品でした。
ラテンレビュー系といえば草野先生ですが、レビューの構成とダンス中心の作品という点で見ても草野レビューを正統に受け継いでいる感じがしますね。

 

そんなことより星組大好き人間としては、本作の
柚希礼音さん・夢咲ねねさんトップコンビに2番手・紅ゆずるさん、3番手・真風涼帆さん時代って最高なわけですよ。今大好きな礼真琴さんもすでにカポエイラの歌などでしっかり抜擢されていて言うことなしですわ。

 

で、そのカポエイラが登場したのはこの作品が最初ですね。
振付はもちろん森陽子さん。
初めて見た時は衝撃でしたね。激しく難しい、そしてかっこいい振付をよくぞ宝塚で!と感動しました。
そして、もちろん完ぺきに踊っていた柚希さんにも。

 

フィナーレで礼さんに続いて天寿光希さんと壱城あずささんが並んで大階段を下りてくるところなんて、もう見られないかと思うと( ノД`)。

 

まぁとにかく星組ファンは見飽きているとは思いますが、今回もきっちり見ておきましょう!って話(笑)。

 

 

宝塚歌劇の歴史を彩ってきたショー作品の魅力的なレパートリーの一つである、ラテンの世界を題材とした作品。情熱的でエネルギッシュ、ダイナミズムに溢れたショー。作・演出は稲葉太地。’14年星組・東京宝塚劇場・千秋楽。柚希礼音、夢咲ねね 他。「プロローグ(炎の神殿)」やがて、人々が待ちわびた男〈パッショネイト!〉(柚希)が現れ、祭りは最高潮を迎える…。「ザ クルーズ(ようこそジャングル)」ジャングル船長(紅ゆずる)がサンバのリズムに乗って観客を「アマゾンクルーズ」へと誘う…。「スーパーノヴァ!(超新星)」スーパーノヴァ(真風涼帆)と仲間たちが、カルナバルの始まりを期待してクールに踊る…。「セドゥジール(愛の夜)」ジャングルで密かに咲く、妖しく美しい花。甘い香りに吸い寄せられるように、一羽の鳥(柚希)が歌う。歌に息づいた花が花弁を開くと、花芯からセドゥジール(夢咲)が現れる。鳥と花は互いを求め、うだるような愛に溺れていく…。「カルナバルデラックス(祝祭)」カルナバルの王(柚希)が登場し、強烈な太陽の光の中で最高潮に達するカルナバルの熱狂…。
引用元: タカラヅカ・スカイ・ステージ

第3位 『PUCK(’14年月組・宝塚)』

月組

放送日時

5月2日(土)23:00~0:45/7日20:00~、10日10:00~、14日24:00~、22日24:00~、28日09:00~

『PUCK(’14年月組・宝塚)』感想と作品紹介

私はオッサンなので、「むかし妖精、いま妖怪」の涼風パック世代。

 

涼風真世さんのファンだったこともあり、何度大劇場に観に行ったことでしょう。
ラストのエバーグリーンは何度聴いても鳥肌が立ちました。

 

さて、今回放送の龍真咲さんのパックはどうだったか。
龍さん自体は良くも悪くもなく想像していた通りの龍さんパック。

 

でも、涼風さんの時のような感動はありませんでした。
途中の楽曲アレンジがピンとこなかったのが一番の理由。
それに、初演で天海祐希さんが演じていたボビー役の珠城りょうさんがちょっと(^^;。キャラ的には珠城さんはピッタリなはずなんですが。

 

とはいえ、初演を見ていない方は普通に楽しめます。
ぜひお子さんと一緒にご覧になってもらいたい作品です。

 

 

 

シェイクスピアの「真夏の夜の夢」をモチーフに、人間に恋をした妖精パックが愛する人の為に大活躍する様を描いた、明るくコミカルでファンタジックなミュージカル作品。1992年に涼風真世を中心とした月組で上演され再演の呼び声の高かった作品が、龍真咲率いる月組により100周年の宝塚歌劇の舞台に蘇った。作・演出は小池修一郎。’14年月組・東京宝塚劇場・千秋楽。龍真咲、愛希れいか 他。イギリス南部。15代続く貴族の領地の森では、夏至の前の晩-ミッドサマー・イヴに恒例となっている音楽祭が行われようとしていた。今年で第60回を迎えるこの音楽祭を主宰する当主には、ハーミア(愛希)とヘレン(沙央くらま)という二人の孫娘がいた。ホテル王の息子ダニー(美弥るりか)と貴族の御曹司ラリー(凪七瑠海)は、愛らしいハーミアに夢中。悪がき仲間を引き連れた森番の息子ボビー(珠城りょう)の乱入によって音楽祭の準備が中断となり、大人たちが森を後にし始めたその時-ハーミアはストーン・ステージの周りに集まる妖精たちを目にする。自分にしか見えていないらしいその光景に夢中で見入るハーミア。やがてストーン・ステージ割れ、中から一人の妖精-パック(龍)が誕生する…。
引用元: タカラヅカ・スカイ・ステージ


まとめ

 

 

今週は1位、2位がともに稲葉先生作品。

 

本来なら6月からの宙組公演『アナスタシア』で潤色・演出も手掛ける予定でしたが公演中止。

 

残念でなりませんが、スカステで稲葉作品を楽しんじゃいましょう。

 

『PUCK』は小池先生の演出。
夏に礼真琴さんの『ロミオとジュリエット』が控えているので、小池&シェイクスピアつながりでおさらいというか予習というか。

 

ということで、今週も楽しいスカステ週間をお過ごしください。

(参考)タカラヅカ・スカイ・ステージ番組表