この子には通信教育があっているなと思いながら営業面を考えて塾継続を進めていた元塾講師のかつっぺです。
おすすめの小学生・通信教育教材が知りたい方むけ。
(中学生・高校生の方も参考にしていただけます。)
2020年は新型コロナウイルスの影響で通信教育の需要が高まっていますが、それと同時にここぞとばかり通信教育教材の比較サイトも乱立しています。[小学生 通信教育]とかで検索するとわかりますが、どれを見たらいいねんというくらい出てきますね…。
そんな中で今回は『ニーズ別に3社だけ』小学生向け通信教育教材をご紹介します。
そもそもどの教科を学ぶべきかという話から、おすすめ3社の解説です。
3分くらいで読み終わるかと。それでは見ていきましょう〜。
まずは通信教育で学びたい教科を決めましょう
- 学校のテスト対策や受験対策が取りたいなぁ→全教科セットを選ぶ
- 苦手科目を克服したいなぁ→単科受講を選ぶ
教科は「国語・算数・理科・社会・英語」の主要科目に、プログラミング教育も導入されますが、入り口としては希望に合わせて選んでOKです。
学校のテストや受験対策がしたい人は全教科セットを受講し、苦手科目を克服したい人は単科で受講する。これだけです。
さらにいうと、全教科の中でも「英語メイン」なのか「算数メイン」といった選択肢があり、単科でも「苦手克服なのか」「得意科目を伸ばしたい」といった選択肢も生まれます。
このあたりも好みといえば好みですが、無難な選択肢としては、全教科なら「英語メイン」・単科なら「苦手克服」に役立つ教材会社を選んでください。その理由は社会の変化と受験に必要だから。
「英語」は社会のニーズとして使える英語が必要とされており、「読む・聞く・書く・話す」4技能を鍛えておく必要がありますし、入試問題も4技能評価で作られていきます。
「苦手科目」は受験で足を引っ張ってしまい致命傷になるのを防ぐ必要があります。
とはいえ、このあたりはお子様の現学年や習熟度のバランスを見つつ検討すれば良いかなと。
※注意点:プログラミング教育中心の選択はおすすめしません
小学生でも必修化されるプログラミング教育ですが、個人的には通信教育でそれをメインに選ぶのはあまりおススメしません。その理由は受験に直接必要がないから。せっかく勉強したのに、受験に出なければ意味がありません。無難に主要教科(英語含む)から始めるのが良いかなと。
とはいえ、プログラミング的思考を身に着けることは長期的には大切なことなので、しっかり学ぶなら【Z会プログラミング講座】などで取り組むと効果的です。
元塾講師の私がおすすめする通信教育3社
- 進研ゼミ 小学講座:基礎から楽しく全教科を学びたい方
- スマイルゼミ 小学生コース:英語力を鍛え、優れたタブレットシステムで全教科を学びたい方
- Z会 小学生コース:将来の受験を見据え国語力を中心に学びたい方
上記のとおり。
進研ゼミとZ会はタブレット教材でも紙教材でも学べます。スマイルゼミはタブレットオンリーとなっています。詳しい比較をみていきましょう。
進研ゼミとZ会の比較
勉強が苦手なお子さんや基礎の基礎から学びたい場合は進研ゼミからスタートするのがよいかなという印象です。
上位校受験をターゲットにしてしっかり学力をつけたい方はZ会がよいかと。特にすべての教科の土台となる国語力を鍛えてくれるZ会の教材力は強いです。
とはいえ個人的には目標をしっかりもって取り組んだ方がいいなと思います。なのでZ会一択かな~と。このあたりは好みの個人差がありますけどね。
※両社とも途中退会でも全額返金してもらえるので、年間申し込みがお得です。
※お得情報:1か月だけ受講で返却したらタブレット無料があります。
進研ゼミは、時期ごとに安心キャンペーンが実施されていることがありますので時々チェックなさってください。受講費は1か月分必要となりますが、期日までに退会の連絡をしてタブレットを返却すればタブレット代は無料となります(送料も進研ゼミ負担)。受講費は1か月分だけなので気になる方はお試しで申し込んで良いかなと思います。
⇒進研ゼミキャンペーン情報を確認する
スマイルゼミはだれにオススメ?
主要教科はもちろんだけど、特に英語力を鍛えて、プログラミング教育も同じくらい学びたい方におすすめです。
スマイルゼミの英語教育は定評がありまして、イード・アワード子ども英語教材の部門で2年連続最優秀賞を受賞しています。さらに、運営会社がパソコンソフトで有名なジャストシステムなのでプログラミング教育も安心です。英語とプログラミングを安心して学べる理由がしっかりあるのは強みかなと。
- スマイルゼミの英語:イード・アワード子ども英語教材部門で2年連続最優秀賞
- スマイルゼミの運営会社:パソコンソフトのジャストシステム
ジャストシステムと聞いても分からない方もいらっしゃると思うので、さくっとググります。すると「一太郎」「花子」「ホームページ・ビルダー」「ATOK」など聞いたことがあるパソコンソフト名がたくさん出てきます。プログラミングの実績会社ですね。
最新タブレット教材で主要教科の基礎を学びつつ、特に英語とプログラミング教育をしっかり学ばせたいという方はスマイルゼミをどうぞ。
まとめ:通信教育は安すぎる
以上、3社の通信教育をまとめてみました。どの通信教育もそのシステムやサービスを考えると受講費が安いです。集団授業塾で全教科学ぶ場合の約3分の1以下で学べます。6年生の受講費で比較すると次のとおり。
- 進研ゼミ小学生講座 6年生年払い:68,760円
- スマイルゼミ小学生講座 6年生年払い:75,240円
- Z会小学生コース本科 6年生年払い:92,070円
- 集団授業塾で全教科学ぶ場合 年間費用目安:30万円
通信教育教材がいかに安いかが分かると思います。動画解説があるタブレット教材利用の場合だとわざわざ塾に行く必要はないですね。
実際、私が勤めていた塾でも、小学生の弟さん・妹さんは通信教育をしていますという方の割合は非常に高かったです。塾の立場からは、うちに通ってくださいと言いたかったですけど(^^;。
ぜひこの機会にお子さんにあった通信教育をお試しください。
記事で紹介した通信教育リスト
- 進研ゼミ 小学講座:基礎から学べんでご褒美ももらえる。タブレットでも赤ペン先生健在。
- スマイルゼミ 小学生コース:進化したタブレット教材で英語を中心にしっかり学べる。
- Z会 小学生コース:ブランド力=実績。受験を見据えた実力養成ができる。
通信教育教材のまとめ記事
下記のページも参考になさってください。