かつっぺ
かつっぺ
みなさん、こんにちは。

芦屋市で文系科目を26年間指導してきた元塾講師のかつっぺです。


新型コロナウイルスの影響で、娘が通う塾が子供に無料でオンライン教材 すららを受講させてくれることになりました。

 

そこで、先日私も娘と一緒にすららの英語の授業を受けさせていただきました。

 

 

次は英検の授業を見させてもらおうかなとログインすると、ん?

 

すらら5科目

 

すららで社会と理科を受講できるようになっています!


早速娘を誘ってすららの社会を受講してみました。

 

すららの概要については、
“文科省お墨付き:インターネット教材すらら”にて簡単に説明しています。

 

この記事では、

集団授業塾で26年間社会を指導してきた私が目くじらを立てて、

 

次の2点をチェックしました。

  • すらら社会の授業は分かりやすいのか
  • すらら社会に問題点はないのか

結論から言います。

  • ストーリー学習の授業は驚くほど分かりやすい
  • 英語と比べてキャラクターがよい
  • タッチペンを使えないパソコンだと文字入力が面倒

ということで、

授業内容について、画像を使いながら率直な感想を交えて解説していきます。

 

画像は多いですが、3分で読み終われるので最後までお付き合いください。

 

(参考)脱丸暗記・ストーリー学習とは⇒すらら社会:公式ページ

 

□すらら まとめページ
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すららの社会(地理) 授業の流れ

すらら社会3中学生

※3月27日現在、「公民」はまだ受講できない状態でした。

 

時差の説明を聞いてみたいので「地理」⇒「地球の姿」⇒「地図と時差」をクリックしました。
すると、さらにunitが細分化されていたので「時差の計算」をクリック。

「時差の計算」解説

すらら社会

 

初めに目標が設定されています(どの科目も共通です)。

 

すらら社会

 

外国との時間のずれを例を挙げて導入。

アメリカの友達に「あけましておめでとう」のメッセージを送ったけど友達からは「まだあけてないよ」という返事がかえってきた。

なんでこのようなずれが起こるのかなと問いを投げかける説明。

このあとまず自転の説明がありますが、一方的な説明ではなく、

 

やはり途中で問いかけがあります。

 

すらら社会

 

説明だけでなく、基本事項を確認しながら進むので、学校や塾で授業を受けているような感じです。

 

文字入力の仕方も理解できました。

 

タッチパネル式のパソコンやタッチペンが使えるタブレットなどではキーボード入力不要なので便利ですね。

 

ただし、わたしのようにタッチパネル式ではないパソコンを使用している場合、マウスの左ボタンを押しながら画面上で文字を書く必要があります。

 

文字入力のポイントは次の通りです♪

□上の大きい枠の中で書いていくと、下の小さい枠に文字認識された文字が表示されます。
□正しく表示されたらOKを押して解答。
□書き間違えたら「戻る矢印」で一画分戻れます。
□消しゴムを押すと全部消えます。

 

すらら社会

 

日付変更線の説明もしっかりしてくれます。

正解したらおサルさんが「ウッキー もうマスターしてるよ!」と言ってくれます♪
テンション上がります(笑)。

いよいよ時差の計算手順です。

東京とカイロの時差を出すために、まずカイロの経度の確認です。

 

すらら社会

 

自然な流れで問いかけされながら答えていくようになっています。

正解した時のおサルさんのコメントが違って嬉しくなります。

 

□一問目⇒「すごいすごい わかってるねぇ」
□二問目⇒「やるじゃん せいかいさぁ」
□三問目⇒「ピンポーン やるねぇ」
□四問目⇒「ウッキー もうマスターしてるよ」

 

すらら社会

 

さらに、東経と西経の時差問題もしっかりフォロー。

ここでも問いかけを受け解答していく流れです。

間違えたらおサルさんの「ちょっとまよっちゃたぁ?」の後、再度説明してくれます。

解説の後は、簡単な東経と西経の時差問題の練習を解き、まとめプリントで最終チェックとなります。

 

「時差の計算」ドリル

すらら社会

ドリル問題です。

学んだ内容の基本問題です。

ひねった問題は一問もありません。

やり方が分かっているかどうかの確認です。

 

ちなみにここまでで約30分弱です。

「時差の計算」演習問題

すらら社会

 

再度類題演習です。

日付が変わる時差問題。

初めのドリルでは時間だけを解答するようになっていましたが、
後半は少し発展して月日も答えさせるようになっています。
ここまでできるようにさせておかないと定期テストで得点になりませんからね。

すららの社会(地理)を受講した率直な感想

オンライン授業
良かった点といまいちだった点をまとめます。

すらら社会(地理)のいまいちだった点

□すらら社会(地理)のいまいちな点
①タッチパネル式のパソコン・タブレット以外だと文字入力が難しい
②問題レベルが易しく、練習が少ない

 

①文字入力については本文中でも述べましたが、

マウスでの文字入力はやっかいすぎます。

 

キーボード入力をさせないのは、

漢字で答えられるようにさせたいという意図があるのでしょうか。

マウスを使って書くのは上手くいかず、

誤認識されるだけなので対処法が欲しいです。

※対処法⇒文字入力について

 

問題レベルが易しいのは、

最低限の理解の確認と達成感を与えるために必要なので問題はないかと。

 

ただ、私が時差を教えるときは、

「時差の計算・日時の問題・飛行機で移動したときの現地時間」など、

それぞれ最低10問ずつつくらいは解かせていました。

なので、中1で初めて学習する場合は、

ワーク教材などで問題量をこなしておく必要があると思います。

すらら社会(地理)の良かった点

□すらら社会(地理)の良かった点
①図を使った解説なので理解しやすい
②解説だけでなく、塾の授業のような問答形式で進むので集中力が持続できる
③簡単な練習問題で学習内容を繰り返すので、自然と理解と暗記につながる
④キャラクターが親しみやすく、いい意味で気にならない

 

少し理解の必要な「時差」の単元でしたが、

解説はめっちゃ分かりやすかったです。

 

自然な流れ(=ストーリー学習)で無駄がなく、誰でも理解できます。

 

時差が苦手な人は定期テスト前にもう一度視聴し直して、

ワーク教材に取り組むと間違いなく得点力アップしますね。

 

英語の魔女キャラはいまいちでしたが、

社会のキャラクターはむしろ好感が持てるほど。

 

特に、正解した時のおサルさんの声かけは嬉しくなって次も頑張ろうという気にさせてくれます。

 

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まとめ

国語100点

 

最後に率直な感想で締めます。

 

授業内容はめちゃめちゃ分かりやすいです。

 

学校の授業ではよく分からなかったとう子も十分理解できます

 

下手な先生に教わるよりよっぽどいいです(人のこと言えませんが(^^;)。

 

一番感心したのは生徒に問いかけながら授業を進めている点です。

 

これなら、〇〇衛星予備校の映像授業のように一方通行ではないので、

小・中学生でも退屈せず最後まで授業を受けられます。

 

小・中学生対象の塾で26年の指導歴がある私から見て、

すらら社会(地理)の授業は恐ろしくよくできた理想的な授業

です。

 

社会(地理)が苦手な人は、

塾でぼんやり授業を受けるより“すらら”の方がはるかによいのではないでしょうか。