芦屋市で文系科目を26年間指導してきた元塾講師のかつっぺです。
オンライン教材すららに待望の理科・社会の授業が追加されました。
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本記事では、「すらら 中学社会 歴史分野」の授業の流れと感想をお伝えします。
「すららの中学社会・歴史」の授業を受けて、ほんの少し味付けを加えるだけで、だれでも歴史の達人になれちゃうかも。
(参考)脱丸暗記・ストーリー学習とは⇒すらら社会:公式ページ
すらら社会:中学歴史 授業の流れと感想
すらら中学歴史の「武士の登場と成長」の授業の流れを見ていきます。
すらら社会:中学歴史「武士の登場と成長」
まず最初に目標の確認です。各科目、必ずこの目標が掲げられますが、今からこれを学習しますよというメッセージでもあるのでとても大切な画面です。
・藤原氏の摂関政治に代表される貴族のイメージと実際との違いから武士へ。
・武士の誕生について。
国司の横暴により土地をめぐる争いがおこり、治安も悪化→次へ続く
・争いや治安悪化の対策で朝廷が中央の下級貴族や地方の有力貴族を武装させた
→武士の誕生
・「平将門の乱」「藤原純友の乱」を通して、武士の成長と武士の力が朝廷に認められるようになったことを説明。
・「武士団について」~「前九年合戦・後三年合戦~源氏」の解説、と続きます。
ここまで、画像とともにオーソドックスな説明がなされています。
この流れの中で、奥州藤原氏について少し詳しく解説。
「中尊寺ハス」のエピソードなんかは入試には絶対出ませんけど(笑)、なかなか面白いです♪
一問一答で確認。正解が×のものはどこが違うのかを解説で指摘。
このあと、「まとめプリント」~「練習問題」という流れです。
すらら社会:中学歴史「武士の登場と成長」の感想
全体を通して、解説が長いです(^^;
例えば、武士の登場「荘園~公領」の説明は2分15秒(途中問題一問あり)でした。
「平将門の乱・藤原純友の乱」の説明は1分35秒。
数字だけ見ると短いようですが、ずっと説明が続くので結構長いです。
塾の授業だと、説明はもちろんしたうえで、
重要ポイントをオーバーなくらいに強調して
「平将門の乱、藤原純友の乱は絶対覚えておきなさい」みないな指導になりますが、
すららの解説はその点いたってクール。
とはいえ、時間の長さがあらわす通り解説がとても丁寧なので、
語句の暗記よりもできごとの歴史的背景や流れをしっかり理解させよう
という意図があることがはっきりと読み取れます。
他の単元で検証してみます。
すらら社会:中学歴史「ヨーロッパ世界・イスラーム世界の誕生と拡大」
目標が「~説明できる。」という壮大なものですが頑張りましょう♪
復習から入るのですが、文字記入が面倒なので1問だけ答えて右上にある「答え」をクリックしちゃいました。
手を抜いたので×だらけです。
すべてご丁寧に解説してくれますよ(^.^)。
ローマ帝国の解説からいきなり丁寧です。
丁寧を通り越して詳しすぎるかも。
分かりやすいんですが、2分55秒も解説が続くので離脱する子も出てきそう。
このあと、
「イスラーム教」~「キリスト教VSイスラーム教→十字軍、十字軍の影響」
「〇×問題」~「まとめプリント」~「練習問題」と続きます。
すらら社会:中学歴史「ヨーロッパ世界・イスラーム世界の誕生と拡大」の感想
やはりできごとの背景と流れの解説に重点を置いていますね。
そのため、最初に設定されている「~説明できる。」の目標は、解説をしっかり聞けば
「~説明できる」ようになります。
解説の中で若干詳しすぎる語句も出てきますが、クールな解説なのでそこは聞いておくだけでOK。
最終的には、確認問題で重要語句は押さえられるようになっています。
流れは本当に分かりやすいので、
続けてヨーロッパの絶対王政の説明を聞きたくなりました。
文字入力について
「復習:文明について」のページで、
答えるのが面倒だから右上の「答え」をクリックしたと前述しました。
何度も書きますが、タッチパネル式でないパソコン利用だと文字入力が超めんどーです。
クリックをカチカチさせながら書かないといけないので血圧が上昇します。
でも、そんないらちな人への対処法もあります。
・とりあえずテキトーにちゃっちゃと書く。
→変換された漢字が正しくない場合は、その文字をクリックする。
→文字候補一覧が表示されるので正しい漢字を選ぶ。
これで比較的スムースに解答できるかと思います。
すらら社会:中学歴史 まとめ
“中学地理・時差の問題の授業”は理解を必要とする単元なので、
問いかけが多く、塾で授業を受けているような作りでした。
歴史においてもところどころで復習のための問いかけはありましたが、
全体的には説明中心の授業でした。
②図や写真が多く、背景の解説をうまくフォローしている
マイナス点は、「手書き入力」のめんどーさと、
解説にもう少しメリハリがあっても良いのではという点。
とはいえ、手書き問題は漢字変換候補を表示させることである程度は解消されますし、
解説は暗記にたよらず背景と流れで理解させようという意図によるものなので、
暗記中心の指導よりも結果的には本物の学力をつける助けになるのかなと。
なので、
すらら社会を利用しつつ、一問一答問題集やワーク教材で語句を整理すると社会(歴史)の達人になれますよ!。
すららは無学年式なのでいつからでも、どの単元からでもスタートできます。
ほんの少しでもやってみようと思ったら即スタートしましょう。
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