かつっぺ
かつっぺ
みなさん、こんにちは。

芦屋市で文系科目を26年間指導してきた元塾講師のかつっぺです。

オンライン教材すららに2020年春、理科・社会の授業が追加されました。

 

早速、中学社会の地理分野「時差」を受講した感想が☟コチラ

 

 

前回受講した中学社会の「地理分野」は、理解と計算が必要な「時差」の単元でした。

 

今回は、「地理分野」の中でも、
テストで点を取るためのポイントや覚えるべき語句の
暗記指導に偏りがちな分野(ヨーロッパ州)を受講してみました。

 

本記事では、
「すらら 中学社会 地理分野 ヨーロッパ州」の授業の流れと感想をお伝えします。

 

芦屋の進学塾で26年間社会を指導してきた私が、

塾講師目線で「すらら」が使える教材かどうかじっくり検証しました。

 

結果、

「すららの中学社会・地理」は学校に行かなくても済む秀逸な教材でした。

 

パソコン(タブレット)に30分向き合うだけで、

ちんたら進む学校の授業数回分をきっちり学習することができます。

 

 

(参考)脱丸暗記・ストーリー学習とは⇒すらら社会:公式ページ

 

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□すらら まとめページ
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すらら社会:中学地理 ヨーロッパ州 授業の流れと感想

すらら社会

 

すららの管理画面から次の順番でスタート画面に入っていきます。
・「社会」⇒中学校の範囲 地理
⇒世界を地域ごとにとらえる
⇒Lesson2ヨーロッパ州⇒Unit3ヨーロッパ州の統合と工業

まず最初に目標の確認です。

 

  1. ヨーロッパ州が統合することのメリットと課題を説明することができるようになる。
  2. ヨーロッパ州の工業の移り変わりを説明できるようになる。

 

毎度この目標を一度の授業で達成するのは難しいのでは?と思うのですが、

 

最後まで授業を受けると自然と内容は頭に入るように授業展開されていきます。

すらら社会:中学地理「ヨーロッパ州の統合の歴史」

すらら社会

EUの歴史を解説。

つながり重視の線の授業

「ECが何年に結成して、加盟国がどこどこで結成」という点の説明ではなく、
なぜECを結成しようと考えたのか、
また、なぜ発展させていこうとしたのかという最低限の背景を押さえ、
つながり重視の線の説明がなされています。

ボタンクリックで資料表示

解説の流れの中で、ボタンをクリックすることでアメリカ・日本との「人口・面積・GDP」の比較グラフを見ることができるようにもなっています(チェックしておかないと問題練習で困ります)。

学校の授業で「資料集の〇ページを見てみましょう」というのと同じですね。

ストーリー授業ということで、説明だけの授業になってしまいそうなところ、
たったワンクリックで画面への集中力を維持させる効果があります

 

「歴史」の授業でもクリックして拡大してみようという指示がありました。

 

すらら社会:中学地理「EUでできること」

すらら社会

EUでできることの解説。

大きく3つのことが自由にできるようになったと要点をおさえた説明。

ここでは自由にできるようになったメリットについてですが、

次のページで問題点と課題について詳しく説明が入ります。

すらら社会:中学地理「ヨーロッパ州の工業」

すらら社会

ヨーロッパ州の工業の移り変わりについて。
さりげなく説明の中に細かい都市名も出されてたりします。

問答形式

このページの説明も長い。
約3分45秒あります。

 

ストーリー授業なので説明に終始し疲れてしまうそうなページでは、
おサルさんの説明に対して、少年が「~って何?」と質問する場面があります。

 

この問答によって、疑問点とポイントを整理するように作られています。

 

おサルさんから少年に対する問いかけもありますよ。

 

すらら社会

定番の解説の途中での質問。

 

ただ授業を聞くだけという受け身で終わらずに済みます。

 

ちなみに「ドイツの自動車工場が東ヨーロッパにも広がっているのはなぜ?」という質問は、既出の説明からほんの少し思考すれば解答できるレベルのものですが、
さりげなく重要なポイントですね。

日本の「産業の空洞化」問題などとも関連付けられます。

 

すらら社会>

一通り解説授業が終わったら、「まとめプリントで整理」⇒「問題練習」という流れ。

 

社会は数問で記述式の問題があります。

正直これだけは普通に手書き入力をすると何度やっても疲れます。

とはいえ、適当に書いて変換させれば多少はスピードアップできます。

 

 

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すらら社会:中学地理ヨーロッパ州を受講してのまとめ

すらら

すららの社会(地理)は、冒頭で書いた通り、

学校に行かなくても済む秀逸な教材です。

 

最近の、学校教科書での“ヨーロッパ州”のような単元は、

はっきり言って流れもポイントもいまいちつかみにくいです。

 

だから、むしろ塾の要点中心指導の方が点を取りやすいので喜ばれる。

 

私自身の授業も、まず覚えてもらうこと優先で、
そこに枝葉を付けて点の指導に終わらないように工夫していた感じです。

 

が、すららの授業は説明中心であるにもかかわらず、

 

無理のないストーリ仕立ての説明で非常に分かりやすい。

 

□中学 すらら社会「地理」のよかった点
①つながり重視の説明が学校の教科書より断然分かりやすい。
②資料クリックや問答など、ところどころで集中力が切れない工夫がなされている。

 

マイナス点は、解説(の口調)にもう少しメリハリがあっても良いのではという点。

 

クールな私でも社会の授業では単調にならないようオーバーアクションを入れたりしながら説明してたので(^^;。

 

とはいえ、授業(説明)内容自体が濃いにもかかわらず分かりやすいので、

 

学校の授業より短い30分以内の授業なら、社会嫌いな子も十分集中できます。

 

 

分かりやすいストーリー授業で、自然と重要ポイントとそのつながりが記憶に残る。

必死に語句を暗記する必要なく暗記できる。

これこそ『脱暗記』の真髄ですね。

 

歴史の感想のまとめでも書いたのですが、

 

すらら社会を利用しつつ、一問一答問題集やワーク教材で語句を整理すると社会(地理)の達人になれますよ

 

今回、実践してみたのですが、まとめプリントにメモをとりながら説明を聞くとさらに効果的です。

 

次のような方には“すらら”が強い味方になってくれますよ。

 

✅学校の授業が分かりづらいと思っている方。

✅通われている塾で社会の開講がなくて困っているという方。

✅塾は高いので、安くて確実に効果がでる教材をお探しの方。

✅学校を欠席がちで先の進学が不安な方。

私は指導歴26年の元塾講師ですが、

中途半端な塾で2時間退屈な授業を受けるより、

はるかに密度の濃い授業を受けることができる“すらら”をお勧めします。

 

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