先日、中学校の歴史が苦手な方向けに下記の記事を書きました。
👉【中学歴史】マンガ教材で苦手な暗記を無理せず攻略【エピソード記憶】
でも、マンガで勉強するのは「ホップ・ステップ・ジャンプ」の3段階でいうな、「ホップ」の段階。
今回は「ステップ・ジャンプ」までの方法を追記していきます。
この記事はこんな方へ向けて書いています。
この記事のたった3つの手順通りに頑張れば必ず努力は報われます。
私の簡単なアドバイスを信じて、歴史の定期テストで30点台・40点台しか取れなかった生徒が愚直に努力して80点以上取れるようになったのを何十人と見てきました。
頑張るのはあなたです。
そろそろ親や学校の先生を見返してやりませんか?
・芦屋市で26年間、小中学生を対象の学習塾で文系科目を中心に指導
・中・高「社会」の第1種教員免許取得
・専門性を生かし、成績を上げるための方法や通信教育などの紹介記事多数執筆中
歴史の定期テストで80点以上取る方法
手順を踏んで、努力すれば結果はついてきます。
1回であきらめたらだめですよ。
中間テストで60点しか取れなくても、60点も取れたと考えましょう!
そして期末テストで80点以上を目指しましょう!
手順1ホップ:マンガ教材でストーリーを頭に入れる
まずは先日の記事でおさらいしてください。
👉【中学歴史】マンガ教材で苦手な暗記を無理せず攻略【エピソード記憶】
・ストーリーで自然に記憶に残っている
まずは、苦手な歴史・嫌いな歴史に触れれば十分。
30点台のあなたも10点くらいは余裕で上がります。
ちゃんと読んでいたら、それだけで50点くらい取ることだって可能です。
まずは、テスト範囲をしっかり読むことから始めましょう♪
手順2ステップ:書いて覚える、ただしセット
マンガで流れがつかめたら、重要語句や人物などの知識を正確にインプットしていきましょう!
社会のように基礎知識の暗記が必要な科目でも、ただ語句を書いて覚えるだけじゃダメ。
まずは短文単位でつぶやきながら書く。
「1873年地租改正、地券を発行し地価の3%を現金で納めさせた。」✖️2
慣れてきたら、
「1873年 地租改正 地券 地価 3% 現金」でOK
要はセットで覚える。
— かつっぺ (@pettsukatsuppe) May 16, 2020
ただ語句を単語で書きなぐるだけではダメです。
最初は、単文で2セット~3セットつぶやきながら書く。
慣れてきたら、助詞を省いて簡略化してもOK。
要は、セットで覚えるということです!
なぜなら、
セットで覚える作業もショートストーリーになっており長期記憶になりやすいからです。
これは歴史に限らず、地理・公民でも同じ。
・関連語句をセットで書いて覚える
入試の場合は、関連事項をさらに広げていくのがベスト(ドラゴン桜方式)。
1873年 税を現金で→それまでは年貢→年貢?税を米で納めた→租庸調の租もたしか米(稲)→租庸調って701年大宝律令→645年大化の改新後からだったかな
手順3 ジャンプ:限界突破とアウトプット
限界突破は結果が出て初めて分かります。
テストで点が取れない人の多くはこんな感じ。
・「だいたい覚えたからこれくらいでいいや」でテストを受ける
特に後者は、本人は勉強をしているつもりだけど点が取れないパターン。
なぜ点が取れないのかというと、理由は単純。
では、どうすれば限界を突破できるのか。
それは、
・問題集でアウトプットしてみて覚えているかチェック。完ぺきじゃなかったら「セットで覚える」をまた繰り返す。
これだけです。
たったこれだけをなぜやらないのか。
「時間がかかる」からです。
歴史が苦手な人、嫌いな人ほど時間がかかります。
でも、逆に本気で時間をかけて取り組めば必ずテストで高得点取れます。
くり返しますが、私はこれでどうしようもなく歴史ができなかった子に80点以上取らせてきました。
一度結果が出ると、どれだけやったらその点が取れるか体感できるので、次もまた頑張れるようになります。
・問題集でアウトプットしてみる。
・問題集で間違えたところを再度セットで覚えなおす。
こちらの記事も参考にしてください。
👉定期テストの勉強はどうやったらいいの
「1.教科書」作業を、歴史が苦手な人はマンガ本を使って行うことになります。
モチベーションを上げるにはどうする?
やり方は極めてシンプル。
でも、膨大な時間がかかるので「絶対80点以上取る!」という強い意志が必要となります。
そのモチベーションとなるものは人それぞれ。
自分をバカにする友達がいるなら「あいつにだけは絶対に負けない!」
自分に対して「自分もやればできることを証明してやる!」
何だっていいですが、一番強く思えるもので。
私は負けたくないやつがいたので、「次は絶対100点を取ってやる!」というのと、
好きな子に存在を知ってもらいたくて(高得点者は模範解答に名前が印刷されていた)燃えていました(^^;
頑張りぬいた生徒
過去一番伸びた子は、入塾テストで2回も落ちたのに3回目を受けに来た生徒でした。中2の夏期講習前から。
「絶対に県立芦屋高校に進学したいからなんとかしてほしい」という本人の気持ちが強い子でした。
申し訳ないけど成績的には無理だろうと思いながら、すでに限界突破できた子が何人もいたので挑戦させたら見事に限界突破してくれました!
その生徒はとにかく「芦屋高校に合格したい」というその一心で頑張りぬきました!
一度限界突破=成功体験を積むと他の科目にも波及します。
結局その子は、芦屋高校から立命館大学へ見事現役で進学しました!
たいして難しくないうちの入塾テストに2回も落ちた子が努力で立命館ですよ!
この記事を読んでいるあなた。保護者の方。
あなたもお子さんも本気でやれば必ず結果として努力は報われます。
あきらめずにチャレンジせいてみませんか?
まとめ
苦手な歴史の定期テストで80点以上取るためにどうすればいいのか。
その方法はシンプルで簡単なものでした。
- ホップ:マンガ教材によるストーリー学習で自然に暗記
- ステップ:単文で書いて覚える=重要語句をセットで覚える
- ジャンプ:セットで覚えることを繰り返し、問題集でチェック。ダメならまた繰り返し。
やり方は簡単だけど、本気で取り組むと時間はかかります。
でも、頑張りぬいた先には80点以上!90点以上!100点!という結果がついてきます。
今までさっぱり点が取れなかった歴史で目標点を取ることに成功したら、他の教科の成績も上がってきます!
なぜなら、あなたはもう歴史のテスト勉強で限界を突破したから。
次の定期テストに向けて、まずはマンガ教材から読み始めよう!
応援しています。
今回はここまでです。