2001年12月1日生まれ、つまり、天皇家の真子様と同じ日に生まれた長男が2021年3月、晴れて京都大学文学部に合格しました(一浪してますが(^^;)。
長男が生まれた時から、我が子が大学進学時に多くの選択肢を持てるようにしっかり学力をつけさせてやりたいと、塾講師である親として考えていました。
別に京都大学へ進学させたいと思っていたわけではありません。
私自身は関西学院大学出身ですし、妻も近畿大学です。
親は特に学力が優秀というわけではありません。
ですが、方法さえ間違わなければ、子供にしっかりと学力をつけさえてあげられるという確信めいたものを持っていました。
数多くの優秀な生徒やその保護者を見てきましたので。
長男を京大に合格させた方法の結論から言います。
・幼稚園に入る前からこどもちゃれんじで情操教育
・小学校入学前には小1レベルの漢字習得
・小学校低学年からZ会で特訓(特に国語)
・内申点対策のため、幼稚園からヤマハ音楽教室&小1からスイミングスクール
・小5から塾通い(優秀な専任講師がいる塾へ)
・小学校高学年から読書漬け
・中学校では負担の少ない部活動に入部
けっして特別なことをしているわけではありません。
小学校低学年までは両親がしっかり長男に勉強を教えたということくらいです。
でも、その点こそが一番のポイントだったりしますが。
そして、別に我が子を難関私立中学・高校に通わせる必要はないと考えています。
地元の公立高校トップ校で上位の成績を取れるように育てれば、京都大学に合格させることは十分可能です。
では、京都大学合格までの道をチャート式で少し補足していきます。
もくじ
京都大学合格は中学校進学前でほぼ決まる
私自身は、26年間進学塾で1,000人以上の子供たちを指導してきました。
その中で成績が飛躍的に伸びていく子供に共通していたのは次の2点。
1・素直である。
2・基礎力がある(本をすらすら読める・計算や漢字の読み書きが正確)。
まずはこの2点を兼ね備えた子どもに育てることを目標にしていました。
素直でなければ、自分のやり方で問題を解こうとしたり、間違った考え方をしても平気になってしまいので、学力は伸びません。
基礎学力がなければ、途中でミスをして発展問題・応用問題の解答までたどり着けません。
そのためには、遅くても中学校進学前までには目標を達成しておく必要があります。
この目標が達成できていれば、中学校・高校はトントン拍子で事が進んでいきます。
「京都大学合格のための中学校部活選び」「京都大学合格のため公立高校トップ校進学後」はスルーしてもらってよいです(^^;。
幼稚園に入る前からこどもちゃれんじで情操教育
子供たちのヒーローしまじろうくんに頼りました(^^;。
特に、こどもちゃれんじ(しまじろうくん)に期待していたのは「生活習慣・社会性・好奇心」を身につけさせること。
こどもちゃれんじのおかげで好奇心旺盛な子どもに育ってくれましたよ!
そして、根の部分では素直なよい子に育ってくれました!
小学校入学前には小1レベルの漢字習得
ひらがな学習をいつから始めるかという過去記事の中で、幼稚園年長で小1までの漢字を習得させておきたいと紹介しています。
漢字に限ったことではなく、公立高校トップ校に合格させるためには、1年前倒しで学習を進めておくのが有効だと確信していたからです。
塾講師として、多くの保護者と懇談してきた結果、できる子は公文などで先取り学習をしている子が非常に多かったので。
小学校低学年からZ会で特訓(特に国語)
「小学校低学年からZ会で特訓(特に国語)」が非常に効果的でした。
とにかく論理的思考を育むのに最適でした。
私自身、塾で国語を指導していたので余計に熱も入りましたが(^^;。
おススメは、迷うことなく「ハイレベル」コースです。
もちろん子どもが自力で取り組むには難しいので親のフォローは必須ですが、必ずその苦労は結果で報われます。
「基礎力と矛盾するのでは?」と思われるかもしれませんが、先を考えるとここで論理的思考を身につけさせることも基礎なのです。
内申点対策のため、幼稚園からヤマハ音楽教室&小1からスイミングスクール
公立高校でトップ校に合格するためには、中学校での内申点を無視することはできません。
私が住んでいる兵庫県では学力検査と内申点の比率が1:1です(250点:250点)。
なので、英数国理社だけでなく、実技教科でもしっかり評価してもらえるように育てておかねばなりません。
そのために、幼稚園入園前からヤマハ音楽教室と小学1年生からスイミングスクールに通わせました。
お絵描き教室までは家計の予算的に無理でした(>_<)。
でも、音楽は中1~中3までずっと「5」。
体育も夏の水泳が評価される2学期はいつも「5」でしたよ。
小5から塾通い(優秀な専任講師がいる塾へ)
塾選びのポイントは、塾長(または教室長)が信頼できる人かどうか。
説明会などに参加し、教室長がしっかり教育方針(ビジョン)を持ち、他の講師も専任講師で構成されている塾を選びました。
頭脳明晰なだけでなく、人間的にも信頼できる先生に出会えてわが子は本当にラッキーでした。
小学校高学年から読書漬け
小学校低学年の頃は、ほとんど本を読んでいなかったわが子ですが、高学年からは読書漬け。
やはり、語彙力・想像力を育むには読書は大切ですね。
Z会ハイレベルコースで鍛えた思考力を読書でさらに伸ばすことができたかなと。
本来、順序は逆のような気もしますが(^^;。
京都大学合格のための中学校部活選び
前述の通り、兵庫県の公立高校入試の合否判定は学力検査と内申点の比率が同じ。
ピアノやスイミングを習わせ、内申点対策を計画的に施していました。
勉強を優先できる部活を選ぶ
内申点対策を施してきたとはいえ、もちろん学力もしっかりつけておかなければなりません。
その理由は、
- 入試は何が起こるか分からない(失敗することもある)
- 公立高校トップ校の授業についていけるよう鍛えておく必要がある
そこで、「テスト前はきちんと休める部・普段も休みが取りやすい部」に入部させました。
わが子が入部したのは、めちゃめちゃ緩い水泳部でした(^^;。
緩い部活に入ってよかった点
緩い部活に入った結果、
- 勉強時間の確保ができた
- 自由時間を与えることができた(ゲームの時間等)⇒精神的な余裕につなげられた
学力面だけでなく、ストレス発散の時間を持てたのが大きかったです。
京都大学合格のため公立高校トップ校進学後
公立高校のトップ校は、ほぼどの学区も国公立大学進学を第一に考えてカリキュラムを組み、生徒へ進路指導しています。
したがって、トップ校へ進学後は基本的には学校内順位で10番以内くらいをキープしておけば、十分に京都大学へ合格できる可能性があるといえます。
わが子の場合、文系ではほぼトップ10をキープしていました。
予備校の上位クラスへ通うも現役合格とはならず
ただ、上位私立高校のように夜遅くまで補習があるわけではないので、実力アップと最新の情報を得るため予備校には通わせていました。
現役時代は、合否判定は50%ほどでしたが(とはいえ十分射程圏にはいました)、京大は後期試験重視であることからセンター試験を軽んじていたため不合格という結果に。
浪人生活:コロナ禍の中、予備校通い
京都大学以外に進学する気がなかったわが子は、他大学を受験せず浪人生の道を選択。
しかし、新型コロナ感染拡大の影響で都会の大手予備校には通えず、1学期は宅浪。
夏休みからS予備校、9月からK塾のお世話になりました。
京都大学合格へ向けた授業を受けられたことは大いにプラスになったとはいえ、すでにほぼ仕上がった状態だったので、どの予備校に通っていたとしても合格できたと思います。
まとめ:子供を京都大学合格に導くには中学校進学前の準備が大切
初めから子供を京都大学へ進学させたかったわけではありません。
ただ、将来、子供が行きたいという大学へ進めるように準備を整えてやるのは親の務め。
「京都大学合格は中学校進学前でほぼ決まる」の通り、計画的に教育していけば必ずよい結果が得られるはずです。
- 小学校入学前までは⇒「【こどもちゃれんじ】」
- 小1~小4⇒「Z会の通信教育 小学生コース」ハイレベルコース
- 小5~⇒いい塾長(教室長)のいる塾
あなたも長期計画でわが子を京都大学に進学させてみませんか?